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Excel集計テクニック:商品一覧と、商品毎の小計を求める

 

売上明細をExcelで管理している会社は多いと思います。何日に、どこの店舗で、何が、何個、いくらで売れたのかetc~。そんな細かい情報が1行にズラッと並んでいる売上明細ですが、それだけ見ても欲しい情報は得られません。「結局今月いくら売れたか?」「どこの店舗の売上が良かったか?」「どの商品が売れ筋なのか?」等を把握するためには、やはり集計が必要です。

今回は、そんな明細集計の一例として、商品一覧と商品毎の売上小計の求め方をご紹介します。

 

まずは下の表を見てください。

 

 

この表を見て、どの商品が一番売れているか、すぐに分かりますか?中々難しいと思います。しかし、商品毎の小計を出しておけば、売れ筋商品は一目瞭然です。早速求め方を見ていきましょう。

 

明細から商品一覧を作成する

まずは商品一覧を作ります。売上明細の「商品名」列をコピーし、適当な列に貼り付けます。

 

 

次に、「データ」タブを選択し、「重複の削除」を押下します。

 

 

「重複の削除」画面が表示されたら、「OK」ボタンを押下します。

 

 

すると、このようなポップアップが出るので、これも「OK」ボタンを押下します。

 

 

重複の無い、商品名一覧が出来ました。

 

 

商品毎の売上小計を求める

次に、作成した商品名一覧の「リンゴ」の隣のセルに、下記の内容を入力します。

 

=SUMIF(E3:E14,J3,H3:H14)

 

すると、このようにリンゴの売上金額だけが合計されます。

 

 

ここで使っているのはSUMIF関数というものです。

この関数の構造は、

SUMIF(①範囲, ②検索条件, ③合計範囲)

となっています。それぞれの引数について、もう少し詳しく説明しましょう。

 

①範囲

検索対象の範囲を指定します。今回の例では、商品名列を指定しています。

 

②検索条件

検索する条件を指定します。商品名が「リンゴ」のセルを検索したい場合は、検索条件に「リンゴ」を指定します。「リンゴ」と入力されているセル自体(今回の例ではJ3)を指定しても構いません。他にも、単価が100円以下の条件で検索したい場合は、①の範囲に単価列を指定し、②検索条件に「<= 100」と指定することで、実現できます。

 

③合計範囲

①で指定した範囲以外のセルの値を合計したい場合は、ここで指定します。①の範囲と合計したいセルの範囲が同じ場合は省略可です。③の指定範囲の内、「①②の指定内容で検索して、ヒットしたセル」と同じ行のセルの値を合計します。

 

このように、SUMIF関数は、条件に一致するセルの値のみを合計することが出来るので、②検索条件の内容を変えていけば、このように商品毎の売上合計額を出すことが出来ます。

 

 

この方法を使えば、「曜日毎の売上」、「商品毎の売上個数」、「単価が100円以上の商品の売上」等、様々な切り口で売上データを集計することができます。是非この関数を活用して、分かりやすい集計表を作ってみてください。

 

※画像は全て、Excel2013のもので統一しています。

 

データ集計のような作業は、適切な関数やExcelの機能を知っているだけで、驚くほど簡単になります。しかし、機能の存在を知らなければ、調べることも簡単ではありません。知らないだけで、本当はもっと便利な方法があるのかも……。

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