イノベーション・共創

身近なイノベーションとIoT

以前の記事でイノベーションについてお話しましたが、改めて身近なイノベーションについてお話してみようと思います。

 

イノベーションとは

一般的に「イノベーション」は、技術革新という意味でよく使われていましたが、近頃では「新機軸のサービス」、「新たな価値観を生み出す」という意味でも使われるようになりました。

今までの価値観や常識が変わっていくことそのものがイノベーションなのです。

 

古い例では、駅の自動改札機や、自動販売機などが当てはまります。人がやっていた作業を機械に任せて自動化させる、といった仕組みです。

 

もう少し近年の例ではインターネットの登場により、全世界の経済をはじめ、人々の暮らしは大幅に変わりました。

この10年くらいであれば、スマートフォンの普及により生活が変わった人が非常に多いのではないかと思います。

 

より最近の例としては、格安SIMなどが考えられます。

格安SIMを利用すると、携帯の通信料を2,000~3,000円程度に抑えることができます。

「携帯の通信料は毎月5,000~10,000円ほどかかるものだ」という常識が変わったケースですね。

 

イノベーションは意外と身近なところにあるものなのです。

 

IoTとは

「IoT」とは「Internet of Things」の略語で、日本では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。様々なものがインターネットにつながることで、便利に制御、管理できる仕組みのことを指します。

IoTでイノベーションが起きることがあります。

 

一例として「スマートメーター」があります。スマートメーターとは、通信機能を持った電力量計です。店舗や家庭の使用電力量を測定し、ほぼリアルタイムで確認することができます。

 

IoTのメリットとして「データの可視化」があります。上記スマートメーターの例で言うと

  • 従来…担当者が電力量計を目視確認しないと、使用電力量がわからない。およそ1か月単位の使用電力量しかわからない。
  • スマートメーター導入後…自動的に使用電力量が記録される。一時間単位ででも使用電力がわかる。

と、より精密なデータを取ることができます。

 

上記により「いつ使用電力量が多くなるのか」、「天候との因果関係は?」など、分析することが可能になります。

 

また身近な例では、一部の回転寿司店でもIoTが利用されています。お皿にICチップが埋め込まれれており、寿司が作られてから何分経ったかを自動的に計測、一定時間を超えた古い寿司を自動的に破棄する仕組みになっています。

上記のデータから、商品の人気もわかるため、「人気があってお客様に取られやすい寿司をたくさん作り、不人気な寿司はあまり作らないようにする」といった生産調整も可能になります。

 

IoTで状況の把握が簡単になることは、大きなメリットといえるでしょう。

 

その他のIoT

IoTを家族の見守りに使うサービスがあります。

電気ポットに通信機能を持たせ、「お湯を使ったデータが、他の家族に届く」という例があります。「毎日、お湯を沸かしてお茶を飲む=健康に生きていることがわかる」という仕組みだそうです。

上記に似ていますが、通信機能を持ったコーヒーメーカーもあるそうです。「コーヒーを淹れたことが、家族に届く」という仕組みです。

 

また、子ども向けのサービスとして、子どもが家に帰ると「家に帰りました」という情報が両親のスマートフォンに届くといった仕組みもあります。

家族が離れて暮らしていたり、共働きが多い現代ならではのサービスですね。

 

「日常的に使うものがインターネットにつながると、生活がちょっと便利になる、安心が増える」という例だと思います。

 

イノベーションを楽しもう

イノベーションとIoTに関連し、私は最近「自宅のスマートホーム化」に取り組んでいます。

 

具体的には玄関の鍵をスマートロックに変え、手ぶらでも鍵が開くようにしました。

両手に荷物を抱えて帰った時でも、バッグやポケットから鍵を探す必要がなくなりました。

 

日常的な動作の一部を自動化させると、手間が減って便利になります。

「この作業は減らすことができるのでは?」という疑問を持つようにしています。

 

業務でも「こうなればもっと便利なのに」、「こんな風にしたい」、「自動的にデータ化したい」と思うことはありませんか?

 

イノベーションの種はあちこちに落ちています。

気になることがあれば、お気軽にご相談ください