イノベーション・共創

イノベーションは身近で気軽なもの

 

イノベーションという言葉が使われ始めてどれくらい経ちますかね?
長いお付き合いとまでは言わないまでも、それなりに耳には馴染みましたよね。

 

個人的にはイノベーションって言葉は使いやすい言葉だと思っています。
私は気軽に、頻繁に使っています。
「私にイノベーション」をテーマにイベントを開催したりもしていますがこちらの詳細は後日。

 

さて、とはいえカタカナ言葉をむやみに使うのは危険なので、
使うシーンやそのコミュニティの共通用語として、イノベーションの言葉の意味を定義する必要性はあると思います。

 

その場に相応しい言葉として、意味をその都度定義できれば
イノベーションはとても使いやすい、テンションを上げてくれる言葉になります。

 

弊社はお客さまのイノベーションを推進することをコアサービスの一つとしています。
当然、ここでもイノベーションの意味はお客さま毎で違ってきます。

 

① 新しいビジネスアイデアを創造することがイノベーションであったり、
② 今のやり方を変えてみる(≒新しい試みをする)ことがイノベーションだったり、
③ イノベーションは目指すものではなく、あらためて事業を振り返ったときに
「ああ、タイミング的にはこの時期にイノベーションが起こったんだなぁ」
と振り返るものだとおっしゃる方もおられます。本当にいろいろです。

 

私はどれも正解だと思っています。
そのお客さま、その会社、そのグループにとってのイノベーションを定義すれば良いのです。

 

③ のような考えのお客さまの場合には、もう少し見えるレベルのゴール設定が必要だと思うので、
② のような手段としてのイノベーションをご提案し推進するのが良いかもしれません。

① のケースが多くの人がイメージするステレオタイプのイノベーションかもしれませんが、
② のイノベーションもとても大事です。
新しいことにチャレンジして、何かしらの結果(=リターン、恩恵、成果)を得るという
小さな成功体験を積み重ねることで、会社やグループの文化が変わり結果的に① に繋がることがあるからです。

ところが、② のような、今までのやり方を変える、新しい試みをするタイプのイノベーション、
簡単そうに見えて実はとても難しいのです。
その理由ははっきりしていて、今までのやり方を続けている理由は、
「今までやってきたから」、ただそれだけだからです。
そこに論理的な答えがあるケースはほとんどないと思います。

 

もう少し捕捉すると、昔からやっているやり方が心地よいと思い込んでいるからです。心理的な問題なんです。
なので、今までのやり方を変えることや新しいやり方にチャレンジすることのメリットを論理的に検証することも大事ですが、今までのやり方を疑って「まずはやってみる」ことがすごく大事です。

その結果、簡単なイノベーション(ここでの意味は変化、改革、改善です。)が起こったりします。

 

日常生活でもそんな場面はたくさんあります。
例えばこんな話。

弊社の育児中の女子社員のアドバイスで起こった我が家の家事イノベーションです。

 

全自動洗濯機、導入されている家庭は多いと思いますが、
本当に全自動の恩恵を受けている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
というのも、世代にもよると思いますが洗濯には以下のイメージが刷り込まれています。
洗濯物を干す → 乾くまで待つ → 取り込む
これが当たり前の作業だと、思っている(刷り込まれている)人が多いのではないでしょうか。

 

それゆえに全自動洗濯機の【乾燥機能】を使わず、
洗うのみを洗濯機に任せ、それ以降の仕事を手作業でやっている。(全自動洗濯機なのに!)

そんな人が少なからずいるように思います。我が家もそうでした。

暇ならそれでよいかもしれませんが、子育て世代は超多忙です。

 

・太陽の下で干した方がフカフカになる?
・乾燥を使うと衣服が縮む?

今までの価値観は一旦忘れて、まずはチャレンジしてみました。すると、

・乾燥機で乾かした方がフワフワ!
・縮まない!(化学繊維のモノは要注意)

しかも様々な変化(=イノベーション)が起こりました。
・朝の忙しい時間帯に洗濯しなくてOK(=好きな時に洗濯ができる)
・朝の空いた時間に子供の相手ができる
・湿気の多い時期にありがちな、衣服の生乾きの嫌な臭いがなくなる
・洗濯物を干す、取り込む作業がなくなり家事業務の軽減
・結果的に気持ちの余裕につながり、選択が嫌でなくなる
などなど上げればきりがありません。

 

これ、「まずはやってみた」結果です。
全自動洗濯機を今までとは違う使い方で使ってみただけの結果です。

 

ビジネスでもこんなイノベーションのチャンスがたくさん眠っています。
そこに気付いて、イノベーションを起こし続けるのが仕事の醍醐味なのだと私は思います。

なので、私にとってイノベーションはテンションの上がる言葉なのです。

お客さまの変化に対する心理的な不安を取り除きながら、もっと気軽にイノベーション!進めていきたいと思います。